とらドラ!9について。
 アニメも始まって絶好調ですね。釘宮に「またか」とうんざりしつつ、しっかり萌えてしまいました。
 くやしいっ、でもry
 さて、9巻を無事読了しましたので感想を。

 大人への成長とは若者に許された特権である。
 いやまぁ自分も胸張って若者だって言える年齢なんですが、そんな事を思いました。
 大人になるって難しいですね。一体何を持って大人になるというのか?
 成人したら?
 独立したら?
 誰かを養えるようになったら?
 一概には言えないですよね。
 自分も現在成人して、自分で稼いではいますけど、まだ大人になった実感は湧きません。
 とらドラ!の主人公も大人になろうとしている。その為に足掻いている。
 先行きも見えないままに、ただ前に進もうとしている。
 痛い程に解る、何故なら自分がかつて、或いは今もそうだからですよ。
 僕達「男の子」はいつだって「男」へとなろうとしている。
 改めてとらドラ!という作品が見えてきた気がしました。
 これはいわゆるラブコメではなく、少年少女の成長譚であると、そう感じました。
 さて、この物語の行く末を楽しみにしつつ今日はこの辺で。