つうわけで今更ながら一期を視聴した次第。
 mixiで腐った話はしたのでこっちは真面目に感想を。

 単純な感想としては「面白かった」です。
 話の運びとか各話の引きは上手い。よく出来た物語になってました。
 しかも意外にロボットアニメとしても良作かなと。
 最初はロボットアニメとして観る気はあまり無かったんですが、見てる内にかっこよさが分かってくる感じでした。
 いや、メカの挙動とかは結構ツッコミ所は満載ですよ。でもあのリアリティぶっちぎって魅せる事に終始した動きは自分個人としては高評価。
 やはりカッコイいメカってのはカッコイい動きをしなくては。
 登場人物も役割がはっきりしてて案外ムダキャラが少ない。キャラありきではなくストーリーありきで配置してるように思いました。
 ただ、マオの復活回は微妙。あれ要らんかったのでは? と思ってしまう。
 まあギアス使用者の行く末を明示する上では有用ではあったんだけど、もっとコンパクトにまとめもよかったかなと。
 ほんで、主人公のルルーシュとスザク。
 あの二人は偽悪者と偽善者っていう役目にあって、故に最終的に決別しなくてはならない事が宿命づけられていたと思います。
 ルルーシュは自分の為に見せかけて他の人間を救いたい。
 スザクは誰かの為に見せかけて本当は自分を救ってほしい。
 その誰かの象徴がナナリーとユーフェミア
 自分を悪者にしてでもナナリーの為に戦うルルーシュと、自分を正義にしたいからユーフェミアの為に戦うスザク。
 そんな印象を受けました。

 R2は序盤2話まで観ましたがこれからどんな過程を経て結末を迎えるか楽しみ。
 その折りには改めてまた感想書こうと思います。