今回からこのブログは一部を僕と彼女――名前はまだない――の対話形式でお送りします。
 イタいとはわかってるけど楽しそうだからやってみる。
 彼女は僕の中のアニマの発露(の割には性格はむしろアニムス)であり、感情や勢いで喋る僕に対するツッコミ役。
 そういう舞台装置――ガジェットだ。


「照れ隠しに難しい単語を使うのは止めたら?」


 ――止めてくれるな。